はじめに|完璧なケアができない日もある
「今日はもう、スキンケアできない…」
そんな日、ありませんか?
肌のために毎日ちゃんとケアしたい。
でも現実は、仕事や子育て、疲労感でベッドに直行したくなる日もあります。
以前の私は、スキンケアを“サボる”ことに強い罪悪感を感じていました。
「今日ちゃんとしなかったから、明日肌荒れしちゃうかも」
「せっかく続けてたのに意味ないかも…」
そんな思いにとらわれて、さらに自分を責めてしまうことも。
でも、あるとき気づいたんです。
肌も心も“休ませる日”があっていいんだって。
サボるんじゃなくて、“ゆるめる”だけ。
それだけで、気持ちがとてもラクになりました。
今回は、「スキンケアできない日」の私なりの切り替え方や、
最低限でOKな日のマイルールについてお話しします。
「毎日完璧じゃなくて大丈夫」
そんなやさしい気持ちになれるヒントが、ひとつでも届きますように。
昔は「サボる=悪いこと」と思っていた
昔の私は、1日でもスキンケアを抜くと
「自分はちゃんとできてない」と感じていました。
夜の洗顔をさぼっただけで、
「これじゃ明日、肌がボロボロになっちゃうかも…」と極端な不安に駆られることも。
まるで“スキンケア=義務”のように感じていたんですよね。
肌のためにしていたはずのケアが、
気づけば自分を苦しめるプレッシャーになっていた——
そんな矛盾に、無意識のうちに疲れていたことに気づきました。
ある夜、子どもを寝かしつけたあとに
気づいたらそのまま朝まで寝てしまったことがありました。
「やってしまった…」と思いきや、翌朝の肌は意外と普通。
それをきっかけに、
「スキンケアって、毎日完璧じゃなくても大丈夫なんだ」と思えるように。
それは、私にとっての大きな解放感でした。
今の私が「最低限だけやる日」の選び方
今の私は、スキンケアを「がんばる日」と「ゆるめる日」に分けています。
眠気MAXの日はクレンジングだけ、
少しだけ余裕がある日はオールインワンだけ塗る——
そんなふうにその日の自分に合ったケアを選ぶようになりました。
ほんの数秒の保湿でも、
「今の自分を大事にしてるな」と感じられたら、それだけで十分だと思えるように。
例えば、私がよく頼っているオールインワンは
塗るだけで完了するアイテムがあると、
「今日はこれだけでいいよ」とOKを出せて、気持ちにも余裕が生まれます。
ケアできない日の自分に、ちょっとやさしくなるために
「今日はできなかったけど、また明日ちゃんとやればいい」
そう思えるようになってから、気持ちがとても軽くなりました。
肌の調子も、人の気分も、日によって違います。
“今日はそういう日だった”と思える柔軟さが、
長く続けるスキンケアのコツなのかもしれません。
「肌も心も波がある」
そう思えたとき、無理にがんばる必要はないと気づけました。
自分にやさしくなれたら、肌にも自然とやさしくなれる気がします。
まとめ|サボった日も、肌はちゃんとがんばってくれている
私たちの肌は、スキンケアをしなくても
24時間ちゃんと働いてくれているんですよね。
それに気づいたとき、肌をもっと信じてあげたくなりました。
スキンケアって、肌をきれいにするだけじゃなくて、
自分と向き合う時間でもあります。
できなかった日を責めるより、
「よくやってるよ」と声をかけてあげること。
それも、**大事な“心のスキンケア”**だと思います。
「今日はもうスキンケアできない…」
そんな日も、ちゃんと肌はがんばってくれています。