はじめに|肌に悩むと、つい誰かと比べてしまう
肌の調子が悪いとき、SNSで見かける“美肌の人”がまぶしく見えて、なんだか自分だけ取り残されているような気がした——。
今振り返れば、それは肌の状態そのものよりも、心の余裕がなかっただけかもしれません。
「どうして私だけこんなに荒れるんだろう」
「この人と同じスキンケアを使えば、私も変われるかも」
そんな気持ちで、いろんな美容法を試しては落ち込む日々。
でも、肌が落ち着いた今になって思うのは、
スキンケアに“正解”なんてなかったということ。
むしろ、他人と比べすぎて、自分の肌に合うケアを見失っていた気がします。
この記事では、私自身が「比べないスキンケア」にたどり着くまでに経験したことや、心の変化について正直に綴っていきます。
もし今、「なんで自分だけ…」と悩んでいる人がいたら、少しでも気持ちが軽くなるヒントになればうれしいです。
私が比べてしまっていたのは、ケア内容よりも“結果”
SNSで落ち込むのは「肌の差」より「心の差」
SNSで見る人の肌が、自分とはまるで別世界に見える。
“毛穴レス”“透明感”なんて言葉が並ぶ中で、私はどこまで行っても届かない気がしていました。
劣等感を生むのは、「回数」「金額」「即効性」
1日何回も塗るとか、1本5,000円以上のアイテムとか…。
それをやっていない自分が、何か“怠けてる”ように感じてしまって。
「これじゃ私、変われない」って勝手に思い込んでいたんです。
自分の肌と向き合い直せた“ある気づき”
真似してもうまくいかなかったスキンケア
SNSで見た“1日8ステップのスキンケア”をそっくり真似したことがあります。
でも、私の肌は逆に赤くなってヒリヒリ…。
そのとき初めて、「もしかして、合ってないのかも」と気づけました。
肌が落ち着いていたとき、実は「比べていなかった」
意外にも、肌が安定していた時期はSNSや他人のスキンケアに目を向けていませんでした。
「わたしには、わたしのリズムがある」
そう思えた瞬間から、肌も心もすっと軽くなった気がします。
今は「○○であること」より「○○しないこと」を大切にしてる
高級なものより、刺激の少ないもの
「高ければ効果がある」わけじゃない。
低刺激でシンプルなケアこそが、私には合っていたと実感しています。
実際に私が長く使い続けているスキンケアも、コスパや使用感を重視したシンプルなものです。
→ 肌が落ち着いた今も使っているスキンケア3選
人のルーティンより、自分の生活ペース
朝はバタバタ、夜はヘトヘト。
そんな日々に“7ステップ”のケアは無理でした。
今は、**「心地よく続けられるかどうか」**が私の判断基準です。
まとめ|“比べないケア”こそ、肌と心を整える近道だった
比べてしまう気持ちは、決して悪いことではないと思います。
でも、それに振り回されすぎると、自分の肌の声が聞こえなくなってしまう。
肌って、“人と比べるため”にあるものじゃない。
自分がどう感じるか、自分がどう過ごせるかのほうが、ずっと大事。
これからも、誰かの正解じゃなくて、
“今の私が心地いいケア”を軸にしたいと思っています。
肌と心はつながっているからこそ、焦らず、自分のペースで向き合っていけたらいいですよね。